色々な習い事をお試しした結果
我が家には2歳違いで二人の子供がいます。
上の子が男の子で、下の子が女の子です。
上の子は3月生まれなので、同世代のお友達と比べて、ものすごく幼く感じました。
幼稚園なんて、おむつが取れた直後には入園でした。
幼いので、それこそ、お友達におもちゃをどうぞして上げてとか、そんなレベルなので、周りの男の子が強すぎて、圧倒されていました。
そんな環境の中、ママ友との情報交換もあり、様々な習い事を試しました。
当時は、このままでは、とにかく不安で仕方ないって感じでしたね。
体験授業のみも含めると、かなり試したと思います。
ピアノ教室、お絵かき教室、はなまる学習塾、体操教室、水泳、空手、算盤、公文、書道、国語塾、右脳開発教室、ダンス教室。
思い出せるものを羅列してみましたが、もっと合ったと思います。
体験のみか、実際に入っても3ヶ月ぐらいでやめてしまったものがほとんどですが、色々と試していて思うのは、親は子供の成長が不安で仕方がないってことです。
・字が上手に書けないので書道教室
・音感が怪しいのでピアノ教室
・他の子よりも運動ができなそうなので体操教室
・喧嘩になっても泣かない心を鍛えるために空手教室
理由はいくらでもありますが、その時々で、このままだと良くないかもという不安から、試してみました。
結局、それなりに続けたのは、体操、水泳、空手、書道の4つです。
体操は雲梯が得意になり、公園で自慢げに雲梯をするようになりました。
空手と書道は、向いていない感じでしたが、親の気づきはいっぱいありました。
水泳はスクールが開催する水泳大会で個人メドレーに出るなど、ちゃんと泳げるようになりました。
小学校に入学して塾に通うことになり、体操と書道をやめ、2年の時に空手をやめ、4年のときには水泳を卒業しました。
色々とやりましたが、水泳はスクールに通えば誰でも出来るようになる気がします。
他は、復習というか、努力が必要ですね。
通うだけで身につくというのは、とても難しいことだと理解しました。
だから、小学校1年生で塾に通うことにした時も、通うだけではダメだろうと最初から思ってましたので、自然と一緒に勉強するようになりました。
中学受験とテレビゲーム
私は子供の時、ゲームがやりたくて仕方ありませんでした。
しかし、当時、ファミコンは品切れのため買ってもらえず、ドラゴンクエストやマリオブラザーズといった名作をやれるようになったのは、人よりずっと後でした。
ドラゴンクエストはやっていてワクワクしました。
急に敵が強くなって、死んでしまうとドキドキもしました。
すごく興奮して、夢中でやったのを覚えています。
しかし、やりたいと強く思った時にやれなかった気持ちがあるせいか、自分の子供に対してゲームに寛容な気持ちを持っているようです。
子供に任天堂Switchをプレゼントしたのは、長男が小学校1年の終わり頃でした。
逆に人より早いぐらいです。
その時から、ゲームを肯定するわけではないですが、常に言っていたのは「勉強ができるのと、頭が良いは同じじゃない」です。
だから、勉強だけではなくて、運動もゲームも全部をやりなさい。
そのため、我が家ではバランスよく、全てに取り組ませていました。
水泳、空手、算盤、書道、ゲーム
特にゲームは時間規制をしませんでした。
この方針が良かったのかはわかりません。
ただ、小さい時からゲームもやらせたせいか、そろそろ終わりにしてと言うと、ちゃんとやめてくれました。
今のゲームは電池が切れない限り、途中で止めてもサスペンドモードになってくれるので便利ですね。
図形は出る順がわかりやすい
中学受験の算数で必須とも言える図形問題。
長男は塾で図形問題を習っても、次の単元に進むと、忘れてしまうようです。
そのため、公開テストなどの実力を測定するようなテストで図形問題が取れません。
しかも、図形問題に苦手意識を持ち始めてしまい、解けなくて泣いたりするようになりました。
どうにかしようと本屋で立ち読みをしていて、これなら良さそうと思ったのが「出る順 図形」です。
一度、塾で習ってはいても、解き方って忘れちゃいますので、これを使って、一気に復習すると、学んだことが蘇ってくるだけでなく、簡単な問題から、徐々に難しくなってくるので、総復習にいいです。
本人にやる気を出させるために、最初の方は、コピーしてお互いに解きました。
大人だと、色々と試行錯誤して最初の方は解けます。
お互いに解けたら、どうやって解いたかを説明しあっているうちに、長男が解き方を解説してくれるようになり、解き方がしっかりと身に付いていきました。
図形は6年の夏休みに、出る順を一気に解くと、理解が進むと思います。
一度、解けるようになると、難しい図形問題も取り組む意欲が湧いてくるようになるので、おすすめです。
毎朝、計算問題の競争をする
我が家では毎朝の日課として、娘と計算問題の競争をしています。
通っている塾から「日々の計算」という宿題が出るのですが、それをコピーして、自分の分も準備して親子で取り組んでいます。
元々、上の子の受験の頃からやっていました。
小学校4年生までは、こちらが勝てるのですが、5年になると勝てないですね。
徐々に負けていくのですが、子供の成長を感じるところです。
今は、どれぐらい負けるのかを基準にハンデ戦になっています。
時間としては丸付けを含めて15分ぐらいなので、習慣になってます。
計算競争は非常にメリットがあると思っています。
1.子供にとってもゲームみたいな感覚で取り組んでくれる
2.自分も計算するので、子供がどういうミスをしたのかが把握できる
3.この計算は面倒だったとか、こうやれば簡単になるとか、お互いに感想を言い合いながら、計算の工夫について雑談できる
4.子供にとって親を負かすことが目標になる
5.子供の成長がわかる
一緒にやると、それなりに意気投合するので、おすすめです。
中学受験の必需品
中学受験をするご家庭において、絶対に必要だと思うもの。
それはA3サイズをコピーできるプリンターです。
これは、絶対に必要だと思います。
塾から配られるプリントはほぼB4サイズなので、A3までコピーできるプリンターが必須となります。
我が家では
ブラザープリンターA3インクジェット MFC-J6983CDW
というプリンターを使っています。
買うときのチェックポイントは以下の3つです。
1.A3サイズのコピー&プリントができること
2.ある程度は速いこと
3.原稿の束をセットして一気にコピー&プリントができること。
これがあれば、例えばこんなことができます。
・塾のプリントをコピーして復習用としてとっておく
・間違えた問題を切り貼りして弱点克服プリントを作る
・計算問題をコピーして、親子で計算問題を競争する
個人的には、絶対に必要なので買うことをおすすめします。
ちなみに、上の子は第一志望に合格して無事に中学生になりましたが、中間テストやら、英語の小テストやらで、今もコピー機を使いまくってます。
つまり、受験後も使いますので、買って損はないと思います。
中学受験で一番大事な時期について
長男の中学受験を経験して断言できることがあります。
それは、中学受験において5年生が一番重要な時期だということ。
もっと細かく言えば5年生の夏休み前から冬休みまでの半年間。
つまり、7月から12月までの間です。
5年のクラスが2月から始まったのですが、5月ぐらいから宿題を最後までやりきれなくなっていきました。
そこで、悩みに悩んで、発展クラスの受講をやめ、基本クラスのみの受講にしました。
確実に基本クラスの宿題をしっかりこなすことにしたのです。
本人と話し合い、日々のスケジュールを決めて、確実にこなすことに集中しました。
やりきれないままズルズルと溜まってしまうのではなく、やりきる経験を積んでいきました。
そして、毎月の公開テストは、徐々に上がっていき、12月のテストで第一志望校を受験できるレベルの偏差値に到達しました。
今、思えば6年生のスタート時に、第一志望校を狙える上位クラスからのスタートが、できるかどうかが最大のポイントだと思います。
また、上位クラスからスタートできたことで、本人のやる気も一段上がりました。
つまり、5年生の夏こそが、一番、大事な時期だと思います。