鹿児島グルメ2018 ベスト10(後編)

お題「どうしても言いたい!」

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桜島フェリーから見た桜島

さて、ここからはベスト5です。張り切っていきましょう。

 第5位 本物の黒豚しゃぶしゃぶ食べたかったら「いちにぃさん」天文館

鹿児島と言えば黒豚を連想する人も多いと思います。中でも黒豚のしゃぶしゃぶは豚の甘みを堪能できて一度食べたら、やみつきになります。しゃぶしゃぶって東京だとポン酢かごまだれで食べると思います。ポン酢って美味しいのですが、自宅で鍋をやる時の定番の1つなので、少し飽きてる味です。「いちにぃさん」はそばつゆで食べます。このそばつゆが決め手で、初めて食べた時は黒豚の甘みにびっくりしました。そばつゆが黒豚の旨味を引き出してます。個人的にはしゃぶしゃぶって焼肉やステーキより下に見てたんですが、これを食べてからは、別格の食べ物だと認識を改めたものです。

お店は天文館店がおススメです。お座敷でゆっくりと食事を楽しめます。もし、小さいお子さんがいるなら、なおさら、天文館店がいいと思います。

もし、気軽に行きたいなら鹿児島中央駅店が良いと思います。一度、どうしても夜に行けなくて、でも、どうしても食べたくて、ランチで鹿児島中央店にお邪魔したことがあります。ランチでも、同じクオリティで、むしろ、お得に黒豚しゃぶしゃぶが食べられます。

ichiniisan.jp

 

第4位 ざ・とんかつを食べたくなったら「とんかつ川久」

ここは散歩してたら、行列ができていたので気になって、後日、わざわざ嫁と食べに行ったお店ですが、その後、実は地元でも観光客の間でも有名なお店でした。

衣が薄く、肉は超分厚いという「ざ・とんかつ」を食べたかったら、ここがおススメです。ただし、女性だと場合によっては、食べきれない可能性があります。

このお店のポイントは、つい、せっかくだからって黒豚に手が伸びると思いますが、こだわる必要はありません。250gの上ロースかつが安くてボリュームがあって、間違いないです。もちろん、せっかくだから黒豚を食べてみたいというのを止める理由はありません。是非、黒豚のとんかつも味わってみてください。ただ、予算に余裕がない時もあると思います。ここは「上ロースかつ」でも絶対に後悔しないです。ちなみにお店の名前は「かわきゅう」です。

setoguchiseinikuten.co.jp

 

第3位 貝汁とわっぱめし。天文館の「山椒」

天文館でお酒を飲んだら〆で食べる料理の1つです。ここの貝汁を食べれば、どんなに焼酎をロックで飲んでも二日酔いにはなりません。たまたま行った飲み屋に島人(しまんちゅ)がいて、何かのお祝いでお通りが始まり、焼酎をストレートでイッキ飲みする羽目になっても「帰りに貝汁を食べてくか」と思えばいくらでも酒が飲めます。そうそう、鹿児島の人はそもそもお酒が強いのに、さらに上を行く化け物が居ます。同じ鹿児島県人でありながら、鹿児島にたくさんある島の住人。島人です。お酒を水のように飲むのに、全く酔いません。

話をもとに戻しましょう(笑)

ここの貝汁は絶品です。というか、貝汁を東京で食べたくても、鹿児島でしか食べられません。

私は、お店に行くと、いつも、東京でお店を出せば、行列必死の名店になるだろうなと夢想してしまいます。でも、まぁ、しないだろうなと1人で納得しつつ、美味しく頂きます。
www.tjkagoshima.com

 

第2位 鹿児島でしか食べられない絶品らーめんと餃子「南香らーめん」

行けばわかりますが、らーめんにドーンと「なんこつ」が乗っていて、見た目のインパクトが凄いです。しかも、そのなんこつがトロトロでめちゃくちゃ美味しいです。その見た目を裏切るように小葱がちりばめられたスープは、す~~~っと飲めて、肉、麺、スープのどれをとっても完璧であり、箸が止まりません。この絶品らーめんは、人類、全ての人におススメです。

しかし、それだけが理由で好みが割れやすいラーメン分野において、第2位としているわけではありません。実は隠れた名品、餃子が激ウマなのです。「南香らーめん」に来たら、必ず、らーめんと餃子のセットを注文しないと、ここを完全制覇したとは言えません。

ここの餃子は一般的なラーメン屋さんのついで風な餃子ではなく、鉄鍋で出てきます。なので、絶対に熱々です。そしてめちゃくちゃ美味いです。ここに来たら、なんこつラーメンと餃子のセットを頼んで、ただ、運ばれてきたものを食べて下さい。そして、心も体も大満足に浸ってください。
nankouramen.com

  

第1位 鹿児島に行ったら必ず食べる「ざぼん」与次郎本店 

鹿児島では言わずと知れた有名ラーメンです。私は「ざぼん」を食べるなら与次郎本店に行きます。せっかく鹿児島に来たんだから総本店で「ざぼん」を食べたいという欲求があり、どこで食べても同じだと頭では理解していても、与次郎の「ざぼん」を食べに行きます。

お店に入ったら、先にレジで食券を買いましょう。入店した時の店の雰囲気で、つい、先に席に座りそうになりますが、先に食券です。

席に着いたら、置いてある「大根の漬物」を食べます。これは鹿児島の食べ物屋さんでは定番で置いてあるのですが、私は特にざぼんで食べるのが好きです。子供達も大好きで、美味しいがゆえに若干、非常識なレベルで家族で食べてしまいます。

そして、しばらくするとやってきます。ざぼんらーめんが。

運ばれてきたら、箸を突っ込み、天地返しをしましょう。知らないと損しますよ。ざぼんのらーめんは天地返しをして、混ぜて初めて味が完成します。それを知らずに、東京のらーめんマナー「先ずはスープを飲む」をやってしまうと、「ん?味薄くね?」って思ってしまいます。

美味いです。らーめんは人それぞれの好みがあると思います。例えば鹿児島だと「豚とろ」というこってり系の最強らーめんもあります。しかし、私は鹿児島に来たら、やはり、与次郎で「ざぼん」を食べないと、鹿児島に帰省した気になれません。

webwriter.jp

 

最後はらーめんが続きましたが、個人的にらーめん大好きなので許してください。

読みやすいようにランキング形式にしましたが、どれも甲乙つけがたい私の大好きな鹿児島グルメです。

あと、ランク圏外となってしまいましたが「桜島フェリーで食べるうどん」とか「無邪気の白くま」とか、他にもおススメがあるのですが、それはまた、別で書きたいと思います。

鹿児島に来る機会があったら、立ち寄ってみてください。ここで紹介したお店なら、後悔はさせないと思います。