伊豆大島ソロキャンプ2018 その5 三原山火口へ登る

お題「キャンプ」

最後の夜も素晴らしいものでした。朝、起きてお湯を沸かしてコーヒーを飲みつつ、今日は三原山を登ることにしました。

名残惜しいですが、トウシキキャンプ場から元町港に戻り、そこから三原山火口行きのバスで三原山を目指します。

トウシキキャンプ場から、元町港までは640円ぐらいだったと思います。そこから三原山火口行きのバスで、終点の三原山火口ですが、運賃は890円でした。

三原山火口行きのバスは走行中に伊豆大島の歴史や文化について社内アナウンスが流れます。へぇ~と思いながら車窓からの景色を眺めていました。途中、雄大三原山の全貌を眺められる「火口展望台」というバス停があり、そのビュースポットでバスが停車するので、写真とかを撮るなら進行方向の左側に座るのがおすすめです。

着きました。三原山火口への登山口です。ここから火口までは徒歩で登らなければなりません。

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看板に所要時間は往復40分と書いてありました。ここから見ると、そんなに近いか?と思いましたが、実際に行ってみると、確かに片道は20分ぐらいでした。ここからほぼ一直線に山のふもとまで進んで、ふもとから火口までは強烈な坂道を登っていくことになります。

f:id:daikondo:20180720013849j:plain登りきると雄大な景色が広がります。あと、こんな写真スポットがありました。

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 伊豆大島ってゴジラの最初の上陸地?らしいっぽいです。お土産にもゴジラ関連のものがあります。で、この岩、そのゴジラに見えませんか?

まぁ、気のせいかもしれませんんが、写真スポットなので撮っておきました。

ここから、火口まではすぐそこです。

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さぁ、この旅の最後の仕上げ。三原山火口に向かいます。

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この道を登りきると火口です。ただ、実際に行ってみると、火口の底が覗けるわけではありませんでした。少しがっかりです。火口一周すると、そのどこかで覗けるポイントがあるかもしれません。一周するか迷いましたが、道は舗装されてなく、砂利道だったので、今回は諦めました。今回の旅では、海にも入れるソールの薄い靴で旅をしていまして、砂利道を永遠と歩くのは、靴の問題で難しいので仕方ありません。

帰るまえに三原神社にお参りして、今回の旅の感謝と、家族の安全を祈願しました。

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参拝後、戻ろうとすると、なんか石が積んでありました。

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上手に積めてますね。この上にさらに石を乗せようかと思いましたが、壊したらいけないので、写真だけ取りました。

 

バス停まで戻ったら、次のバスまで30分ぐらい時間があったので、ここで椿天丼定食をいただきました。料理と一緒にこれが渡されました。これ、すごく辛いです。特に青唐辛子の方は強烈です。入れすぎ注意です。嫁が辛いの好きなので、お土産に買いました。

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さて、バスで元町港に戻ってきました。あと心残りなのは、定休日で入れなかった「愛らんどセンター 御神火温泉」に入りたいです。

今日は営業しているはずなので「愛らんどセンター 御神火温泉」に行きました。700円というリーズナブルは温泉ですが、サウナ、水風呂、ジェット風呂、打たせ湯など多彩で、今回の旅の疲れをゆっくりと癒しました。昨日の浜の湯も300円ですし、温泉のクオリティが高いのに料金が安くてびっくりです。

風呂上りに生ビールをぐびぐび飲みました。生ビールは380円と良心的な値段です。キンキンに冷えており、一杯目は、ほぼ、一気飲みしてしまいました。

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とこぶしの煮つけです。メニューにはなかったのですが、ビールをおかわりしにカウンターに行ったら、手書きで紹介されてたので食べてみました。伊豆大島名物の青唐辛子が効いていて甘い中に少しピリ辛があり、ビールによく合います。ここのレストランは畳の大座敷があってテレビもあるので、ゴロゴロしながら船の出航時間までゆっくりとくつろぎました。

船の時間まで1時間を切ったので、元町港の客船待合所に移動します。そこの2階はレストランなんですが、絶対に食べようと思っていたべっこう寿司を食べてないので、ここで食べました。

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これがべっこう寿司です。550円です。こちらも少しピリ辛で、とっても美味しかったです。でも、次はお寿司屋さんのべっこう寿司を食べてみたいと思います。ちなみにべっこう寿司のお弁当が800円で売ってました。食べ終わった後で気が付いたのですが、お弁当を買って船で食べるというのもいいと思います。

 

最後にジェット船ですが、物凄く快適です。伊豆大島から竹芝桟橋まで1時間40分という驚異の速さで進みます。正直、感覚的にはあっという間でした。なお、ジェット船は手荷物が大きいと別途1000円の追加料金が取られます。今回の私は大荷物ですので追加料金を支払いました。

 

当初の目的は、魚を釣ってそれだけを食べるゼロ円生活をチャレンジする孤高のソロキャンプの予定でしたが、そもそも魚を捌けないし、せっかくなのでご当地グルメも味わいたくなり、気が付けば観光&グルメの楽しいソロキャンプでした。

伊豆大島の自転車一周は、序盤こそハードでしたが、今、思えば筋肉痛にもならず、やってよかったです。

 

今回の旅の道具をすべて入れたバックパックはこれです。

 頑丈ですし、全部、入ります。今回は利用していませんが、底の方にある隠しポケットみたいな所に防水カバーも入ってます。背中はしっかりとフィットするクッションがあり、腰ベルトを締めると腰と肩で背負えるので思ったよりぐっと軽くなります。他を知りませんが、よく出来てると思います。非常に使いやすかったです。

 

あと、クーラーボックスを運ぶために買ったキャリーはこれです。

このキャリーも作りが頑丈で全くグラグラしません。バックパックを背負って、このキャリーを引いて移動していたのですが、私のこれまでの経験史上、最もしっかりした作りのキャリーでした。キャリー自体も少し重めですが、その分、走破力がこれまで利用してきたキャリーとは比べ物にならないくらいしっかりしていて、 汗だくでフラフラしながら適当に引っ張ってても段差等をなんなくクリアーして付いてきてくれるので、非常に助かりました。しかも、使わないときにはコンパクトにたためますし、利用したいときは荷物を載せるところを足でぐいって踏んで広げるとタイヤも同時に展開してくれて非常に使いやすいです。キャリーを探しているなら、これは絶対にお勧めです。

 

今回のソロキャンプをやってみて思うことは、軽いというのは正義です。ワンタッチ式は簡単そうだけど少し重いので、思い切ってちゃんとした道具を選択しましたが、実際に使ってみると、全く難しくありませんでした。むしろ作りがシンプルになるので、軽くて丈夫です。特に椅子とテントとキャリーは、キャンプに限らず使えるので、もっと早く知ってればと思いました。

 

次に伊豆大島に行くときには、砂漠に行ってみるのと、家族で行こうと思います。